やっと、噂だった「14インチ MacbookPro」が発売されましたね。
昨年は「M1チップ」搭載しましたが、これまでと同じデザインのMacbookAir、MacbookProの発売に留まっていました。
かくいう私も昨年「M1 MacbookPro」を購入し、動画編集がスラスラできる性能や、非常にコンパクトな筐体、バッテリー持ちの良さなど、快適なMacbookProを仕事の友として使ってきました。
正直なところ、私の仕事範囲ではこれ以上の性能は必要ないと思うところです。(個人的な感想です)
また、ネット上で評判の悪い「TouchBar」ですが、これも使うシーンでかゆい所に手が届くような機能が表示されるので、非常に便利だと思っています。
キーボード入力だけを駆使してキー打ちの数が仕事の成果につながるような仕事でもしていなければ、アプリに合わせて表示が変わる 「TouchBar」 は非常に便利なツールだと思います。
個人的には無くしてほしくない機能です。
さて、「M1Pro」「M1Max」を搭載して更にパワフルになったとのことですが、これまでの13インチに対応する選択肢としては14インチMacbookProが新たに加わり、14インチになってもベゼル(画面のふち)が狭くなるだけで、あまり全体の大きさが変わらないことを期待していました。
しかし、大きさは少し大きくなり、重量も200gもアップ、バッテリーの持ち時間も減ってしまうという、マイナス点が多数あります。唯一内臓カメラが「1080p FaceTime HDカメラ」になった点が良かったと思います。
では、下記に比べてみましょう。
画面サイズは大きくなりましたね。ここは○
チップもこれだけの表示ではわかりませんが、大きく性能向上ができているそうです。これも○
次はストレージの選択肢です。
昨年、私が購入した「M1 MacbookPro」は最大で2TBまででした。
個人的にDropboxを2TBで利用していて、持ち歩くPCにはこれを全部保存したいと思っていましたので、2TBは必要でした。なので最大の2TBを選びましたが、動画編集などをされるプロはストレージの容量をもっと大きく選べるのはとても大きなメリットだと思います。
個人的には不要ですが、選択肢が増えたので○
次はバッテリーの持続時間です。
「M1 MacbookPro」を買うまで、持ち歩きするPCはThinkPadのT470sでしたが、使用中にどんどんバッテリー残量が減少し、常にACアダプタを接続していないと不安を感じるほどでした。
しかし「M1 MacbookPro」を買ってからは、満充電にしていれば外出時にどんなに使っても50%を切ることはありませんでした。本当に20時間ほど持ちそうな勢いです。
最近は寝ている間に満充電にして、日帰りの外出時はACアダプタさえ持っていくことがなくなりました。
ま、20時間が17時間に減ったと言っても十分な時間だとおもいます。ここは○
次はTouch Barと、Touch IDです。
個人的にはTouch Barは便利と思っていますので、これが無くなったのは☓
Touch IDはすぐにPCが起動できて便利です。継続されたのは良いと思います。ここは○
次はメモリです。
メモリはどのくらい必要なのでしょうか?
FinalCut ProやDavinci Resolveなどの動画編集では16GBもあれば十分です。
それ以上は何に使うのでしょうか?
プロではないので用途は思いつきませんが、選択肢が増えたのは○
次はストレージです。
上記にも書きましたが、私の「M1 MacbookPro」は2TBです。
PCを持ち歩くようなシーンで、必要な十分のストレージ容量があると思います。
あとは個人の好みでしょう。ここは選択肢が増えたので○
次は、大きくなったディスプレイです。
ここは、画面サイズ、解像度、輝度と、ディスプレイに求められるスペックが大きく向上しています。ここも○
サイズと重量です。
高さはほぼ同じ、幅は若干大きくなり、奥行きも若干大きくなっていますが、そこまで大きくは変わりませんね。
大きく変わらず画面サイズが大きくなっているのは○
気になるのは重量です。200gも重くなっています。ここは☓
純正のACアダプタは大きくて持ち歩くのは敬遠していますが、ACアダプタほどはないにしてもかなりの重量増ですね。
ちなみに、純正のACアダプタは260gあります。ここまでありませんが、これ並みの重量増ですね。
カメラは性能が大きく向上しています。
720pは解像度が悪く画質が粗いので、使いません。
1080pなら良いでしょうか。この部分は最も欲しい機能です。ここは○
次はポートです。
Thunderboltポートが増えたのは大変歓迎です。
加えてよく使うHDMIポート、SDXCカードスロットも便利ですね。ここは○
ちなみに、PCを持ち出すときには、HDMIもしくはVGAが接続できるようにアダプタを持ち歩いていますが、これは80gです。商品:BUFFALO USB Type-C接続 5-in-1 ドッキングステーション LUD-U3-CGD/N
更にSDXCカードアダプタを使用することを想定すると、プラス13gということになります。
そうしているうちに、重量増になった200gのうち93gを消費してしまい、新型Macbook Proは100gほどしか重量増にならない計算になってしまいます。
機能を同程度にして比較するのが望ましいと思います。
バッテリーを見てみましょう。
ワイヤレスインターネットは17時間に対し11時間と大幅に時間が短くなっています。
しかし、これは実用的な数字ではないでしょうか。
もうひとつムービー再生で比較されていますが、20時間に対し17時間とこちらは若干の減少にとどまっています。
これは☓ですね。
私が「M1 Macbook Pro」を買って最も便利になったのは、このバッテリーの持ち時間です。
電源に接続しない状態でプレゼンや講義でも不安なく集中することが出来ます。
さて、「M1 Macbook Pro」を持っている私が買い替え目線で、「新型Macbook Pro 14inch」を見てみましたが、買い替えしたい衝動は起きませんでした。
私の使用用途よりももっとハイスペックを求める人に向けたマシンですね。
もしかしたら、「M1 Macbook Pro」に変わる機種が発売されるのかもしれませんね。
私はこれに期待します。
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