iPhone12Proの購入と同時に申込した「iPhone8Plus」の「下取りプログラム」がキャンセルされてしまいました。
本人確認が出来なかったという理由ですが、今回は私の実体験から、これから下取りプログラムを利用される方に参考になればと解説させて頂きます。
Appleから送られてくる下取りプログラムの本人確認メールには、下記の注意事項はほとんど書かれていませんが、「わかりやすく説明しない」というのもAppleの方針だと思いますので、そのつもりでご理解ください。
まず、本人確認に必要な部分だけ見えるようにする必要があります。
逆に言うと「健康保険証」などは指定の場所(保険証番号、記号、QRコード等)をマスク(隠す)してアップロードしてください。
指定の箇所をマスクしていないと、これも「本人確認書類不備」で戻ってきてしまいます。
また、本人確認書類を2種用意する必要があります。
その2種の本人確認書類に書かれた住所と氏名が一言一句合わないといけません。
- 片方がカタカナ記載で、別の片方はひらがな記載はダメ。
- 片方は建物名が入っていて、別の片方は建物名が入っていない場合もダメ
- 片方は1丁目1番1号と書かれていて、別の片方は1-1-1ではダメ
次に、電気料金等の領収書は、書かれていませんが3ヶ月以内の発行のもの。
更に、「Apple ID」に会社名等を入れている方は、送付先住所に「会社名」が入っていないと、住所不備という事になってしまうようです。
個人事業主の方で、「Apple ID」に屋号を登録されている場合、ご自宅住所にお送りされる場合は住所に「屋号」が入っていないと住所不一致と判断されます。
「Apple ID」には会社名の記載は「任意」となっているんですけどね。
会社名は削除しておいた方が良いかもしれません。
最後に、上記の誤りについて、「不一致」なので再登録を行うようにメールが送信されますが、何が不一致かはメールに記載されていません。
すぐに問合せ先に電話して「不一致理由」を確認される事をおススメします。
なぜなら3回誤ると、下取りプログラムがキャンセルされてしまうからです。
キャンセルされると、もちろん「下取りプログラム」は使えませんので、Appleの「Trade in」という「買取り」の仕組みを使って買い取っていただくか(「下取り」と買取金額が違う可能性あり、Appleギフト券での返金)、他の業者に買取りをしていただく必要がでてきます。
下取りプログラムには、説明不足に起因した本人確認書類の不一致の可能性があります。
この記事を見てくださっている皆さんの中に「下取りプログラム」を使う予定のある方はご注意ください。
本人確認書類が不一致となってしまい「下取りプログラム」がキャンセルされてしまうとシステム上復活はできないそうなので、その際の選択肢は下記の3つかと思います。
- Appleの「Trade in」:上述のように「下取り」と買取金額が違う可能性あり、Appleギフト券での返金
- 他の業者に買取りを依頼:多少手間がかかりますが、下取り金額は高くなる可能性があります。
- Appleから提案あり:下取りするきっかけになった「iPhone12Pro」を返品して、再度「iPhone12Pro」を購入して「キャンセルプログラム」を再度使う。←本当に面倒ですね。
ご自身の状況に合わせて、より良い方法を選んだ頂ければと思います。
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