実は購入してからかなりの期間が経過している。(2年くらい)
その間に使用するカメラが変わり、本来の目的に十分使用できることがわかり、今ではデジタル一眼レフのビデオ撮影には欠かせない存在のマイクとなった。
選んだのはTASCAMのTM-2Xという機種。
デジタル一眼レフカメラがピント合わせを行う為に、レンズ内のモーターを使うとその「ジジッ」という動作音を拾ってしまうので、その音を拾わないようにアームを伸ばした先にマイクを取り付けられるように専用の部品が付いている。
このカメラを購入した当時は、NikonのD800というデジタル一眼レフカメラを使っていたので、ピント合わせの音を拾わないようにとこの機種を買ってはみたものの、アームを取り付けても取り付けなくても、あまり動作音を拾わなかったので、アームは使わなくなってしまった。
現在はNikon Z6や、Z50を使っていて、野外の音声をしっかり録音したいときには持ってでかけている。
それより、この向かい合ったマイクがステレオで録音する音が絶妙にステレオになっていることや、あとから紹介するウインドモフが風切り音をまあまあシャットダウンしてくれることに大変な効果を感じたのだ。
さて、商品のパッケージはこちら。
すでに2年以上も前に購入したので、パッケージが変わっているかもしれない。
変わっていたらご容赦頂きたい。
内容物はこちら。
マイク本体、ウインドモフ、アーム、取り扱い説明書類が2部。
マイク本体の拡大写真がこちら。
向かい合ったマイクはそれぞれ反対側の音を拾うように設計されている。
そしてこちらがウインドモフ。
意外にざっくりとした作り。
マイク本体にかぶせてみた状態。
反対側(マイク側)から見た状態。
こちらは上部より撮影。
デジタル一眼レフカメラのホットシューに取り付ける、取り付け部分。
そしてこちらが延長アーム。
マイクを直接デジタルカメラのホットシューにも取り付けられるが、このアームをホットシューに取り付けて、延長したアームの先もホットシューになっているので、こちらにマイクを取り付けて延長することもできる。
が、現在は全く使っていない。(使わなくてもピント合わせのモーター音は入りませんでした)
マイクの選択は非常に難しい。
というのも、レビューを見ると必ずと言っていいほど、どのマイクでも評価が1や2程度の低いものがあり、ホワイトノイズが乗るだの、音が小さいだの、使い物にならないコメントが必ず入っている。
このコメントを書いたユーザーの使った商品が不良品だったかは知らないが、ある程度はマイクの用途からどのようなマイクを選ぶのか、プラグインパワーが必要かどうかなどは調べて購入する必要がある。
ガンマイクを買って周囲の音が入らないのは当たり前だし、プラグインパワーのマイクに対応していないカメラに接続したら、マイクの音量レベルはほとんど使い物にならないほど小さな音になってしまう。
そういう商品なんだから、選ぶのを間違っているくせに悪い評価を掲載しないようにしたいものだ。
今回ご紹介したこの商品は、近距離のビデオ撮影で広範囲のステレオ収録を行う用途で買ったもの。
遠くの野鳥の鳴き声を拾わないわけではないが、近くの音も拾ってしまうので、遠くの野鳥の鳴き声は小さくて音が霞んでしまうかもしれない。
しかし、街ナカで風景を撮るなどには大変適していると思う。
ステレオ感もしっかりしていて、音が流れていく様子が聞こえてくるのも気にいている。
Amazonのリンクはこちら
コメント