形は変われど魂は健在?WG-4愛用者が感じたWG-8の進化と懐かしさ

カメラ、写真

先日、カメラ屋さんで、良からぬものを見つけました。

PENTAXのWG-8というカメラです。

リコーのホームページより引用 https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/wg-8/

私自身が当時リコーだった、WG-4を愛用しているので、新型のカメラには敏感です。

WG-4利用者の立場から、新しく登場したPENTAX WG-8について紹介させていただきます。

懐かしくも新しい、WG-8との出会い

先日、たまたま立ち寄ったカメラ店で、思わず足を止めてしまいました。

そこには、私が愛用しているWG-4のずっと後の後継機、WG-8が展示されていたのです。

一目見て、これはWGシリーズだと分かりましたが、同時にその形状の大きな変化があり、形は全く異なっていました。

私のWG-4は、独特の一部がくびれたデザインが特徴でしたが、WG-8はより洗練されたスクエアな形状に進化していました。

しかし、手に取ってみると、あの頼もしい重量感は健在。

タフネスカメラとしての本質は失われていないことを、まず手の感触で確認できました。

進化したタフネス性能

WG-8を手に取り、スペックを確認して最初に目に飛び込んできたのは、さらに強化されたタフネス性能でした。

防水性能の向上

私のWG-4は14mの防水深度でしたが、WG-8は20mまで対応しています。

これは、より深い水中での撮影が可能になったことを意味します。

私の活用シーンでは、ほとんど使わないスペックですが、安心感が増したことは事実です。

耐衝撃性能の微増

WG-4の2mから、WG-8では2.1mへと耐衝撃性能が向上しています。

0.1mの差は小さく感じるかもしれませんが、この微増も安心感につながります。

しかし、WG-4はそんな高さから落としたことはありません。

保険のようなものですね。

その他のタフネス性能

・防塵性能(JISクラス6相当)
・耐寒性能(-10℃での動作)
・耐荷重性能(100kgfの荷重に耐える)

などは、WG-4と同等の高い水準を維持しています。

これらの性能は、私がバイクツーリングにWG-4を愛用してきた理由そのものです。

画質と撮影機能の進化

高解像度センサー

WG-8は約2000万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。

私のWG-4が約1600万画素だったことを考えると、かなりの進化です。

これにより、より細部まで鮮明な写真が撮影できるようになったはずです。

WG-4は少し物足りなかったので、充足されたと考えて良いと思います。

光学ズームの拡大

WG-4の4倍光学ズームから、WG-8では5倍光学ズームへと進化しています。

35mm判換算で約28-140mm相当となり、より幅広い撮影範囲をカバーできるようになりました。

風景写真から望遠撮影まで、1台でこなせる範囲が広がったことは嬉しい進化です。

4K動画撮影対応

WG-8の最も大きな進化の一つが、4K動画撮影への対応です。

私のWG-4はフルHD動画撮影が限界でしたが、WG-8では4K(3840 x 2160ピクセル)での撮影が可能になりました。

アウトドアでの臨場感あふれる映像を記録できると思うと、早速試してみたくなります。

さらに、新たに搭載された強力な動画手振れ補正「Movie SR+モード」は、より自然でスムーズな動画撮影を可能にするそうです。

動きながらの撮影が多いので、これは非常に魅力的な機能です。

操作性の向上

WG-8を手に取って最も印象的だったのは、ボタン類の大きさです。

私のWG-4と比べて、明らかにボタンが大きくなっていました。

これは、グローブを着用しての操作を考慮した改良だと思われます。

写真はWG-4を上からみた写真です。

私はよくバイクツーリングでWG-4を使用しますが、厚手のグローブを着用したままでの操作に苦労することがありました。

WG-8ではこの点が改善されており、グローブをはめているツーリング時や、寒冷地のスムーズな操作が期待できます。

また、液晶モニターも大型化されており、撮影時の構図確認や再生時の画像チェックがより快適になりそうです。

軽量化と携帯性

WG-8の重量は約200gと、私のWG-4(約235g)と比べて軽量化されています。

WG-8を持った印象は「少し重くなったかな」と思いましたが、意外や軽くなっているそうです。

35gの差は小さく感じるかもしれませんが、長時間の撮影や山登りなどでは大きな違いになるでしょう。

形状も全体的にスリムになっており、ポケットへの収納もより容易になったように感じます。

アウトドアでの使用を考えると、この携帯性の向上は非常に魅力的です。

WG-4との詳細比較

以下の表で、私のWG-4とWG-8の主な仕様を比較してみました:

仕様WG-4WG-8
有効画素数約1600万画素約2000万画素
光学ズーム4倍5倍
防水深度14m20m
耐衝撃性能2m2.1m
動画解像度フルHD4K
重量約235g約200g
液晶モニター3.0型 約46万ドット3.0型 約104万ドット
バッテリー寿命約240枚約340枚

この比較表を見ると、WG-8がほぼすべての面でWG-4を上回っていることが分かります。

特に印象的なのは、バッテリー寿命の大幅な向上です。

私のWG-4では、発売から時間が計画していてバッテリーの劣化もあるので、別のバッテリーを買いそろえ、電池切れ対策に使っています。

これまでだと、長時間の撮影時に予備バッテリーが必須でしたが、WG-8ではこの心配が減りそうです。

最後に:WG-4ユーザーとしての感想

WG-8を実際に手に取り、スペックを確認して、私は大きな進化を感じました。もっと簡単に言うと「欲しくなり」ました。

タフネス性能の向上、画質の改善、操作性の向上など、WG-4の優れた特性を継承しつつ、さらに使いやすく、何と言っても形がいい!

4K動画撮影ができるようになっていたり、軽量化とバッテリー寿命が向上している点は、1日がかりの遠出の際に大きな利点となるでしょう。

総合的に見て、WG-8はWG-4の優れた点を引き継ぎつつ、現代のニーズに合わせて進化したモデルだと言えるでしょう。

私のWG-4はまだまだ現役で活躍していますが、将来的な買い替えを考えた際、WG-8は非常に魅力的な選択肢となりそうです。

タフネスカメラの進化を目の当たりにし、これからのアウトドア撮影がより一層楽しみになりました。

WG-8で撮影された素晴らしい写真や動画が、アウトドア愛好家たちによって共有されることを楽しみにしています。

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